端午の節句 由来や意味

端午の節句の由来や意味とは?粽や柏餅にも深い理由があった

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket

端午の節句は、こどもの日や菖蒲の節句とも呼ばれ、5月5日に健やかに子供たちが成長をするようにとの願いを込めて、現在も受け継がれている伝統行事です。

 

男児の健康と成長を願うという行事として定着をしており、粽(ちまき)や柏餅(かしわもち)を食べ、武家時代の名残の鎧兜を飾り、鯉のぼりを外に掲げ、菖蒲湯に浸かったりとお祝いをする風習がたくさんあります。

 

この端午の節句の由来や意味、様々な行事について、この日になぜ菖蒲湯に入るのか?こいのぼりを飾る意味は?粽や柏餅をなぜ食べるの?などを分かりやすくまとめてみました。

 

スポンサーリンク



 

 

端午の節句の由来の意味とは

もともと「端午の節句」とは、今ではこどもの日という方がわかりやすいかもしれませんが、五節句という年間の五つの節句のうちのひとつで、端午(端=はじめ、午=うまという意味で5月の最初の午の日を指す言葉でしたが、午(ご)と5の音が同じだったので5月5日を指す言葉となりました。

そして、奈良時代から5月5日が「端午の節句」として定着しました。

 

端午の節句自体の由来となったのは、中国東州時代の頃に、屈原(くつげん)という政治家が、人々から慕われていたものの国の策略により失脚し、将来に希望をなくし後に湖に身を投げて亡くなったのが5月5日といわれています。

この屈原の死にまつわる由来から端午の節句が浸透しました。

 

 

では、端午の節句に欠かせない粽や柏餅の由来からみていきましょう。

 

端午の節句と粽の由来

端午の節句 粽 由来

屈原の死を悲しんだ人々は、屈原を弔うために湖に供物を投げ入れました。

その供え物が、湖の中の悪い龍に、盗まれてしまわないように龍の嫌いな栴檀(センダン)の葉にもち米を包んで、邪気払いの五色の糸で結んで投げ入れたという、言い伝えがあります。それが粽の由来といわれています。

この由来により、中国では5月5日に粽を作って災いを除ける風習ができ、端午の節句に粽を食べるという意味で日本に伝来しました。

日本では、昭和23年に国民の祝日に関する法律で5月5日を「こどもの日」として定めました。こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日、ともされています。

 

端午の節句と柏餅の由来

端午の節句 柏餅 由来

また柏餅も端午の節句によく食べられるお餅ですが、この意味は、柏の木というのは新しい次の芽が出ない限りは、古い葉が落ちずにそのままつき続けています。

それで「跡継ぎの子供が生まれるまでは、親は死なない」「家系が途絶えないように」という子孫繁栄の意味を込めて食べるようになったのが柏餅です。

 

スポンサーリンク



 

端午の節句と鎧兜の由来

江戸時代には、武士の間では端午の節句を尚武(しょうぶ)の節日として祝うようになりました。

徳川幕府の重要な式日が5月5日と定められており、大名や旗本が式服で江戸城に参り将軍にお祝いを奉じる、鎧(よろい)や兜(かぶと)を飾るという武家社会から生まれた風習です。

身の安全を願い、神社にお参りするときには鎧や兜を奉納するしきたりが由来となり、今でも鎧兜は「身体を守るもの」という意味で、大切な男の子をあらゆる災難から守ってくれるようにと、鎧兜を飾る風習が受け継がれています。

 

端午の節句と鯉のぼりの由来

端午の節句 鯉のぼり 由来

鯉のぼりを飾るのは、鯉は池や沼でも生息できる、生命力の非常に強い魚であり、鯉のぼりは江戸代に町人から生まれた節句の飾りです。

その鯉が急流や竜門の滝を登って龍になるという中国の伝説(登竜門という言葉の由来)にちなんで、男の子の健康と出世を願う行事として、立身出世を祈願し鯉のぼりを飾るようになったのが由来です。

ちなみに、私は京都在住でして鯉のぼりについて思い出したことがあります。

京都の佛光寺というお寺があるのですが、こちらの佛光寺は、門前に毎月掲げられた標語が有名で、以前にこのような標語を書いてられました。

風薫る
五月
泳ぐ
鯉のぼり
泳ぐ
ときは
向かい風

厳しい向かい風を登っていく鯉のぼりを詠んだ標語だなと、記憶に残っていたのでちょと余談ですが追記しておきます。

 

スポンサーリンク



 

端午の節句と菖蒲の由来

端午の節句 菖蒲 由来

また、端午の節句を尚武(しょうぶ)の節日とも呼ばれ、菖蒲を飾り祝うようになったのは、日本では江戸時代になってからです。

端午の節句は、貴族の宮中行事として行われていましたが、江戸時代に入り時代の権力者が、貴族から武士に変わると、菖蒲が武を重んじる尚武(しょうぶ)という言葉と通ずることから、端午の節句は尚武の節句として武家たちに祝われるようになりました。

 

武家の男児が、世継ぎとして無事成長することを祈る行事になりました。また刀に菖蒲の葉が似ているので兜に菖蒲を飾ったりしました。また菖蒲は、魔除けや厄除けの花ともいわれていました。

 

飾る以外にも菖蒲は、軒(のき)につるして強い香気で厄を祓う、また菖蒲湯に入ったり、菖蒲を酒に入れて飲んだりしたことで無病息災を願うという風習もあります。

 

 

まとめ

端午の節句を祝うきっかけとなった由来や、鎧兜や鯉のぼりを飾る由来、粽や柏餅を食べる意味などをまとめてみました。

これからもこういった伝統行事を子供たちに引き継いでいきたいものですよね!

 

スポンサーリンク



Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2018