京都の桜の時期は様々なライトアップイベントが行われますが、平安神宮の桜コンサートは、特に有名です。
京都の桜といえば平安神宮神苑の紅しだれ桜が人気で、京都を代表する観光スポットのひとつ、平安神宮は朱色の建物としても印象的で、有名な神社です。
そんな平安神宮を背景に紅しだれ桜をライトアップしコンサートが行われます。京都人の私がおすすめする、京都の桜、随一の「紅しだれコンサート2019 」の日程や観覧情報を紹介します。
春には平安神宮の周辺では、岡崎公園を含め、桜がとてもきれいに咲き誇り京都観光に最適のスポットです。平安神宮では、神苑の入口に足を踏みいれると同時に、辺り一面の紅しだれ桜が目に飛び込んできます。ライトアップしたその光景は、時間を忘れるほどの空間です。
池や建造物に桜、そしてコンサートの音色と相まった幽玄の世界を体感してみてください。
平安神宮 紅しだれコンサート2019
京都の夜桜のライトアップイベントはたくさんありますが、その中でも規模が大きく、ここでご紹介する「平安神宮紅しだれコンサート」は、格別な体感が味わえるライトアップイベントです。
しだれ桜が美しい事でも知られる平安神宮の神苑をライトアップし、夜桜を見つつ生演奏のコンサートを楽しめるという、贅沢で優美な京都らしいイベントです。
京都の春を彩る風物詩ともいえる「平安神宮 紅しだれコンサート」は、1989年より実施され桜シーズンの定番イベントとして京都を訪れる観光客にも広く知れ渡っています。
この「平安神宮 紅しだれコンサート」のイベント内容は、神苑と社殿のライトアップに、東神苑貴賓館で行われるコンサートとなっています。東神苑貴賓館をステージに演奏されるコンサートです。
会場には客席を設けていませんが、ライトアップされた神苑を散策しながら、カップルやご家族、友人達と東神苑・栖鳳池のほとりでしばしの間、音楽に耳を傾けながらの桜観賞もステキな時間を味わえますよ。
次は平安神宮の桜の歴史について少し触れておきます。お出かけ前に少し読んでみてください。
平安神宮の桜の歴史
コンサートの会場となる、平安神宮の大極殿の背後を取り囲む三方に配された庭園「神苑」。この神苑は、明治時代の代表的な池泉回遊式の近代日本庭園で、近代の名作庭家・小川治兵衛による作庭です。
国の名勝にも指定されています。順路はまず、南神苑からとなります。神苑に咲くしだれ桜は正式には”八重紅しだれ桜”という名前です。
実は、この八重紅しだれ桜は「里帰り桜」としても知られています。元々は京都・近衛家の邸内にあった糸桜を、津軽藩主が持ち帰り育てたものです。
さらにそれが仙台へ移植され、100年の時を経て、明治28年・平安神宮創建の際に初代の仙台市長がその桜の苗木を寄贈したという経緯があります。
100年もの時を経て帰り咲きをした桜は、庭園を歩く人達の足もついつい止まりがちになる程の見事な紅しだれ桜です。
平安神宮アクセス
平安神宮境内には駐車場はありませんので、電車やバスの交通機関での移動をおすすめしますが、もしお車なら、近くに有料の、京都市営岡崎公園駐車場(075-761-9617)や、みやこめっせ 京都市勧業館駐車場、岡崎公園周辺に一時預かりのパーキングが複数あります。
しかし紅しだれ桜コンサートの期間はどこも混雑します。
まとめ
平安神宮のライトアップされた、紅しだれコンサート2019の日程などの情報をまとめてみました。
また、昼間の紅しだれ桜も美しいですよ。満開の時期は昼も夜もたいへん混みあいます。
私も毎年、開花状況を確かめながら訪れますが年々インバウンド客(外国人)の比率が高くなってきているようでホントに人が多いです。
入苑料は大人600円しますが、それ以上の価値はあるかと思います。春の京都観光おすすめの桜ライトアップです。
それから、平安神宮は桜の時期以外にも、花菖蒲(アヤメ)の季節の庭園もぜひ見て欲しいです。回遊式の庭園ですから時間をかけてゆっくりと見ていると心も落ち着きいいですよ。
ぜひご体感ください!
京都には他にも桜のライトアップの名所があります。
