中学生の副教科は内申点を上げるために重要なポイントとなります。
副教科の勉強方法を知っておくことで、高校入試では、5教科以外に内申点で有利になります。副教科は地域によって異なりますが、評価が加算される所も多く内申点に影響します。
そこで副教科の成績を上げる勉強方法を紹介したいと思います。
副教科の勉強方法
副教科とは音楽、美術、保健体育、技術家庭の4教科を指します。実技4教科とも呼ばれています。いわゆる国語、数学、理科、社会、英語以外の必修教科の事です。
高校入試で一般的に実施される教科は、国語、数学、理科、社会、英語の主教科のみがほとんどですが、主教科以外の副教科も実は重要なんです。
では この副教科(実技4教科)をどのようにしたら成績が上がるのか!ですが・・
音楽が苦手という子もいれば 運動が苦手・・体育が嫌いという子や、絵や作品を作る美術が苦手と言う子もいると思います。
しかし、安心してください。副教科の成績を上げるのは、それほど難しくはないです。対策の仕方は4教科ほぼ同じです。
実技試験で厳しい成績なら、ペーパーテストで頑張ったら良いだけです。
実技教科のペーパーテストでは、授業の時に使ったプリントやワーク、教科書を復習してください。それらの出題教科書の文章や図がそのまま穴埋め問題に使われることが多いです。
ですので重要語句を覚えるのです。重要語句の穴埋めの対策のための、実技の参考書や問題集はたくさん各出版社から販売されています。
副教科は、問題集などの勉強によって高得点のとりやすい教科です。主要教科のように大きくひねった問題も少ないと思われますので、重要語句を押さえてください。
副教科の参考書や問題集もたくさん売っていますので、お風呂やちょっと空いた時間に勉強ができます。例えば下記のような問題集もありますので、参考にどうぞ。
そしてまた、副教科のテストは、他の英語や数学のテストのように年に数回でのテスト実施ではありません。副教科のテストは年に1~2回実施で「今回ダメだったので次に・・」という期待は持てません。
なので、その貴重な1回・2回のテストに力を入れるように心がけたいですよね!
副教科の評価を上げるポイント
内申点を上げるために副教科の評価を上げるポイントは以下の3点です。
- 実技テスト(体育や音楽等)では苦手でも、その教科への取り組みの姿勢とやる気を見せる。
- 提出物は期限までに必ず提出する。
- ペーパーテストで高得点をとる(参考書などで勉強)
副教科と内申点について
特に公立高校の場合は、各都道府県により判定基準はちがうものの、この副教科を勉強しておいて 損はないです。
国語、数学、理科、社会、英語の主教科の苦手な人ほど副教科の点数をあげておくと公立高校入学への助けになることもあると思います。
副教科は『内申点』への反映が期待でき、副教科の音楽、美術、保健体育、技術・家庭の評価の判定の加算点が多いからです。
都道府県の規定により違いますが、実技教科の評価に対して加算されます。
加算点の多い都道府県では、評価の2倍から3倍で加算されます。加点計算の措置により、特に公立高校を目指す生徒にとって副教科は重要な教科と言えます。
ちなみにわが子が中学生の時は、もう何年も経ちますが、私の地域では当時の副教科の加算は3倍でした。
各都道府県により基準も計算方法もちがいますが、また中1~中3までどこまでが判定基準かも各都道府県により違いますが、イメージとして考えて下さい。
音楽、美術、保健体育、技術・家庭の副教科は、加算3倍の地域の場合だと、例えば音楽が5段階評価で3だったとしても、内申点は9になります。評価が4だと12になります。大きいでしょ!!
イメージですが分かっていただけましたか?内申点への影響を・・これらの教科の取り組みもまた他の子との差をつけられる部分だと思います。
内申点には学年別内訳の比率や計算方法や学力検査の比率など各都道府県などによってちがいはあります。
しかし副教科が内申点アップに大きく関わりがあることを、意識されたら高校入試にはプラスになり、この副教科を無駄にするのはもったいないと思いませんか?
まとめ
副教科の勉強方法と副教科の内申点への関わりを紹介しました。
各地域の学校にもよりますが、内申点を上げるには重要な教科です。では、受験勉強がんばってください!
