英検が大学入試の活用に落選をしたという発表がありましたが、英検がセンター試験廃止後の新しい大学入試に活用ができなくなったワケではございません。
英検の新型は、大学入試に活用ができるよう認定されています。落選したのは英検の従来型です。ここでは、英検の新型について現在(2018/10)分かっていることをまとめています。大学入試英語成績提供システムも導入されます。
また、英検の従来型が落選した詳細は、下記からどうぞ。
英検の新型とは
2021年に向けて、大学入学共通テスト用に新型方式の英検が認定されました。英検の新型には3つの案があり順次スタートしていく予定です。
英検CBT、1日完結型、公開会場実施の3つの案(まだ仮称)です。
では、それぞれの英検の新型についてみていきましょう。
英検新型の検定料
また英検の新型は、会場費や録音機器などの費用が増えるため検定料も従来型よりも高くなります。
公開会場実施 | 1日完結型 | 英検CBT | |
1級 | 16500円 | ||
準1級 | 9800円 | 9800円 | |
2級 | 7500円 | 7500円 | 7500円 |
準2級 | 6900円 | 6900円 | 6900円 |
3級 | 5800円 | 5800円 | 5800円 |
それにしても、公開会場実施型の1級の検定料は、16500円とはかなり高額な費用ですね。
大学入試英語成績提供システム
2019年11月より、大学入試英語成績提供システムが導入されることになりました。
成績提供システムの大学入試センターの掲示している役割りとは、簡単に言うと英語の試験において、英検などの外部試験の成績が集約され登録される。というシステムです。
まとめ
以上が2018年4月までに発表されている、英検新型の主な内容です。
また、2024年度から民間試験に全面移行させる方向で進めているということです。もっと英検の需要も高まることでしょう。
一般的には1日完結型が、今後の英検として主流になるのではという見解もあります。
