京都のお茶屋遊びを体験!一見さんも楽しめるお店や定番ゲームを紹介

京都 お茶屋遊び 体験【京都観光】
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京都の祇園といえば古風な中にも華やかさがあふれる魅惑の街ですよね。京都人のわたしから見ても雰囲気が違います。

 

祇園の中心部にある花見小路通、特に四条通から南側のエリアには、老舗のお茶屋さんや料亭が軒を連ねています。

 

夕暮れ時には芸舞妓さんの姿も伺えます。

 

その花街でのお茶屋遊びを一度は体感してみたいと思いませんか?





歴史ある京都ならではのお茶屋遊びは、近年では一見さん(いちげんさん)でも体験ができるお店が増え、京都観光におすすめの観光スポットとなっています。

 

ここでは、京都のお茶屋遊びが体験できる店や、お茶屋遊びでの定番ゲームのルールなどを紹介しています。

 

京都のお茶屋遊び体験

京都のお茶屋遊び、お座敷遊びともいいますが「一見さんお断り」の印象がありますよね。

 

それに、お茶屋さんに興味があるが、敷居も高く料金も高そうと思われがちですが、そんなことはないですよ。

 

最近では、意外とリーズナブルな価格で、一見さんも京都観光の思い出にと、男女関係なく楽しんでいただけますよ。女性のお客様も多いようです。

 

 

お茶屋遊びとは芸舞妓さんの芸事、踊りや三味線を楽しんだり、宴を盛り上げる定番の簡単なゲームをしたりと、艶やかな時間を過ごすことをいいます。

 

 

 

お茶屋遊びおすすめの店

では京都のお茶屋遊び体験のおすすめの店を紹介しますね。京都のお茶屋の老舗「京料理 萬治郎」と「祇園 京料理 花咲」です。

どちらも人気のお茶屋さんです。

京料理 萬治郎
祇園 京料理 花咲

料金やお時間等は公式サイトより確認の上、ご予約はお早めに入れておいてくださいね。

 

 

次は、お茶屋遊びを盛り上げる定番のゲームのルールなどご紹介します。

 

 

 

お茶屋遊びのゲームとルール

お茶屋遊びの代表的なゲームのルールを簡単に紹介しますね。

舞妓さんたちが丁寧に教えてくれるので、特におぼえていかなくても大丈夫ですが、一応ざっと知っておきたい人は読んでくださいね。

 

 

とらとら

身体を使ったじゃんけんのようなものです。

グー、チョキ、パーの代わりとなるのが、槍(やり)で突く動作、虎の動きの動作(よつんばい)、ご老人が杖をつく動作です。

判定方法は
・槍で突く動作は虎に勝ちますが、ご老人には負けます。
・虎の動作はご老人に勝ちますが、槍には負けます。
・ご老人は槍に勝ちますが、虎に負けます。

屏風の両側からそれぞれの動作をしながら出て行く遊びです。

 

 

投扇興(とうせんきょう)

扇子を使った投扇興(とうせんきょう)というものもあります。日本の伝統的対戦型ゲームです。

箱の上に置かれた蝶というものに向かって扇子を投げて、投げました形により点数を比べて遊ぶというものです。

 

 

金毘羅ふねふね

金毘羅ふねふねというお座敷唄で、舞妓さんたちと遊ぶゲームです。

向かい合って座り、お善の上にお椀(おわん)のような物を真ん中に置き、「金比羅ふねふね」を歌いながら交互に手をのせます。

お椀を片方が取ったら相手はグー、そのままならパーを出すルールで、間違えたら負けというゲームです。



 

狐拳(きつねけん)

また、これもじゃんけんのようなものですが、狐拳というゲームです。これは、狐と猟師さんと庄屋さんにみたてて音楽に合わせて遊ぶものとなります。

勝敗のルールは
狐の格好は庄屋さんに勝ちますが、猟師さんには負けます。
猟師さんの格好は狐には勝ちますが、庄屋さんには負けます。
庄屋さんは猟師さんには勝ちますが、狐には負けます。

負けたらとお酒を一気飲みしたりします。

 

麦つんで

まず、親(鬼)を決めます。

その他の方は車座というものになり、三味線にあわせて硬貨(10円玉)などを隣の方へと渡していくものです。

三味線の音が鳴り終わったときに、親が硬貨を持っている方を当てるというものです。硬貨は左手で受け取りますが、その際に渡すふりをすることもできます。

このときもらわなかった方も隣の方に渡すしぐさをします。判定は親が当てられなかった場合は、親がお酒を飲みます。親に当てられてしまった方はお酒を飲むというゲームです。




おまわりさん

まず真ん中に太鼓類を置きます。そしてじゃんけんをし、勝った方はおまわりなさいといって太鼓をたたきます。

負けた方はその太鼓に合わせて一回転をします。

 

 

花拳

花拳はさかずきがいくつかあり、その中の1つに花の形をした文様が描かれていますので、さかずきを全部伏せて、その花のものが出るまでめくっていきます。

花が出たら終わりです。出るまでにめくったさかずきの数だけお酒を飲まなければなりません。

 

 

可杯(べくはい)

可杯というものは、穴があいているさかずきにお酒をそそぎます。

そそがれたら穴が開いていますので飲むしかありません。

これに似たようゲームで「ソラキュウ」という遊びもあります。平たくない先のほうがとがっている盃のため、置くことができず、そそがれましたら飲むしかありません。

まとめ

京都でのお茶屋遊びの紹介をしました。ジャンケンにみたてたゲームが多いですが、慣れていないとけっこうややこしくて、途中で分からなくなったりします。

 

しかし、めったに体験ができない舞妓さん芸妓さんとの宴は、日頃の疲れもぶっ飛び無邪気になれますよ。

 

マナーとして、舞妓さんや芸妓さんに迷惑をかけない程度にお酒に飲まれてください。

それから、お茶屋遊びは座敷ですので、素足ではなく清潔な靴下などを履いておくように心がけてくださいね。

 



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