柿は、健康や美容に良い効能を得られるといわれている果物ですが、柿は実だけではなく、柿の葉やへた(蔕)にも健康に効く効能があるといわれています。
そんな万能な柿の葉や柿のへたの効能や利用法を紹介します。
柿の葉や柿のへたは、捨てるのはもったいないですよ!
柿の葉の効能
柿の葉といえばまず、柿の葉寿司を思い出しますよね。
どうして、なぜ、柿の葉で寿司を巻くのか気になりませんか?
それは、柿の葉には、殺菌作用があり、生ものなどを包んで保存するのに適しているからだそうです。
ちなみに、寿司を作るまで柿の葉は、塩漬けしにして保存されているようです。
殺菌作用意外に、柿の葉は煎じてお茶としても愛飲されており、柿の葉茶は緑茶の約20倍も、レモンの約10倍以上も、ビタミンCがあるようです。
ビタミンCが豊富に含まれているので、美白・肌荒れ・ニキビ対策など、お肌にうれしい効能がたくさんあります。
柿の葉に含まれるビタミンCは「プロビタミンC」と呼ばれていて、ビタミンCになる一歩手前の状態で熱に強くて壊れないのが特徴で、よりビタミンCの効果を発揮してくれるそうです。
柿の葉のビタミンCは、柿の葉茶にして摂取すると良いとのことで、下記のような商品が人気があるようです。
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古代より、中国・漢方では柿の葉を煎じたものには 高血圧や動脈硬化症、潰瘍などによる消化器官の出血などにも効果的で現代も用いられているそうです。
柿のへたの効能
柿は万能な果物ということで昔から認知されていたようですが、つい捨ててしまいがちなへたにも様々な効能があるとか・・。
柿のへたの効能で有名なのは、しゃっくりやゲップを止める効果が作用し、しゃっくり止めの特効薬と呼ばれているぐらいだそうです。
柿のへたを (10g約10個分)を刻んで、水300mlを加えて煎じ、しゃっくりが出たときに温かい状態で飲むと効果があり、柿蒂湯(していとう)という柿のへたを煎じた漢方も販売されているぐらい、しゃっくりに効くといわれています。
柿蒂(してい)とは、カキノキ科のカキの熟した果実の蔕(へた)を乾燥したものです。
効能的には降気、止逆、止嘔などの効能があり、吃逆(しゃっくり)や嘔吐、咳嗽(せき)などに用いられている有名な漢方だそうです。
柿蒂湯(していとう)については、下記を参考にどうぞ。
小太郎漢方製薬からネオカキックス細粒「コタロー」という商品名です。
まとめ
柿の葉や柿のへたの健康に役立つ利用法は、これからもずっと言い伝えられていくのでしょうね。
正直、私は柿の効能など興味なく、ただ美味しくいただいていたのですが、ちょっと柿の栄養が気になったことから、いろいろと調べてみたら体に良いたくさんの効能のことを知ることができ、良かったと思います。
柿の栄養と効能もまとめていますのでコチラからどうぞ。
