メディアなどで話題の森林セラピーの基地ですが、最近では全国各地に森林セラピー基地がありますよね。これらの基地には年々、訪れる人も増えているとのことです。
さて、この森林セラピーを楽しむための「森林セラピー基地」ですが、癒しやリラックス空間であることを認定された場所ということだそうです。
森林セラピー基地について、もう少し分かりやすくまとめてみたので、下記をご覧ください。
森林セラピー基地とは
そもそも森林セラピーとは、森林浴にて心身の癒しやリラックス効果を得ることで、健康の増進や改善が期待できることです。
よって森林セラピー基地とは、そのような効果が得られると認められ、森林セラピーロードが2本以上あり、設備や、専門ガイドの育成等が整備されていると認定されたところを、森林セラピー基地といいます。
癒しやリラックス効果、病気予防の効果が期待できると、科学的に認められた森林であるということです。
森林セラピー基地の認定は、2006年から始まりました。
認定されている森林は明るくて、ロードのほとんどが緩やかな斜面です。車いすでも入ることのできるバリアフリーのロードが設備されているところがほとんどです。
このような森林散策道を、森林セラピーロードといいます。生理的、心理的な実験によって癒しの効果が実証されているロードで、ベンチやトイレ、休憩施設など整っています。
森林セラピー基地は、現在はNPO法人森林セラピーソサエティによって運営されており、そして、森林セラピー、セラピーロード、森林セラピストという用語は、商標登録されています。
そのため、これらを名のるには、ソサエティの審査を受けて、認定されねばならないということになります。
これらの認定をめざすのは、大半は自治体ですが、わずかですが森林を所有する民間企業もあるということです。
森林セラピーについては「基地」以外に他にも、「森林セラピーガイド」や「森林セラピスト」など、専門的な言葉があります。
これらの意味についても、追々まとめてみたいと思います。
まとめ
森林セラピー基地が、なぜ人気があるのか納得できますよね。森林セラピー基地とは、日頃の疲れも癒す、やすらぎの空間ということですね。
また、なぜ自治体などは、森林セラピー基地の指定を目指すのかですが、やはりそれは、地域の知名度や経済効果も含め、地域の向上にむけた取り組みということです。
今後はもっと森林セラピー基地として、認定される森林が増えることが予想されますよね。
