新しい地図は、2017年9月9日にジャニーズ事務所を退社した稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人が所属するファンクラブです。
その新しい地図のネットテレビへの進出。72時間ホンネテレビを皮切りに新しいメディアへの船出となりました。
そして同時に3人はSNSの発信も始めました。いろんなメッセージを送信しています。
新聞という古いメディアが衰え、地上波テレビというメディアも衰えつつある近代化社会の中、ネットテレビの歴史を変え、SNSでも大反響で成功を収めた72時間ホンネテレビ。
しかし、この72時間のホンネテレビには、SMAPファンなら汲み取れる彼ら3人のホンネと隠れたメッセージがたくさんありました。
そして、芸能界の闇とも言える忖度(そんたく)もはっきりと映っていました。
72時間ホンネテレビ
72時間ホンネテレビとは、AbemaTVのAbemaSPECIALチャンネルで11月2日午後9時より72時間生放送されたテレビ番組です。
番組は、テーマソング「72」を歌う3人のVTRシーンからスタートしました。
この番組開始と共にSNSを通した活動をスタートした3人。
twitter・Instagram・YouTube・ブログと番組中に配信されました。
twitterでは彼ら3人がツイートすると同時に何万件ものリツイートやいいね!が数秒で付くぐらいの反響の大きさが伺えました。
番組の初めには、矢沢永吉さんの応援メッセージが流れました。
そして72時間ホンネテレビのオープニングパーティが幕開けしました。
オープニングパーティーでは、番組のタイトルの命名や企画立案のAbemaTV、サーバーエージェント代表の藤田晋さんの軽井沢の別荘で行われました。
この豪華な別荘に豪華な料理が並ぶ中、各界からの有名人が訪れ、3人の新たな船出を祝福する雰囲気の中、この時点でSMAPファンならず誰が見ても不自然だと思える状況に気が付きました。
オープニングで映った不自然さ
各界からの有名人が訪れてはいるが「よしもとの芸人がいない!」そう、吉本興業の所属のタレントはひとりも来られていなかったのです。
言うまでもなく彼ら3人の元事務所への忖度だとすぐに分かりますよね。
一部、吉本所属のタレントが出演をフライングして、その後に大人の事情で出れなくなったというニュースも流れたのでご存知の方も多いでしょうが。
テレビ業界を支える吉本興業とジャニーズ事務所、双方は、お互いにジャマはしない。という暗黙のルールと言うか忖度が存在するという噂があるのはやはり本当だったのかな?
そして・・番組が進行する中、ジャニーズに遠慮してか、所属タレントを出演させない芸能プロダクションは吉本興業だけではないことが、くっきりと見えてきました。
ホリプロ,アミューズ,太田プロ,エイベックス,オスカー,バーニングこれらの大手事務所所属のタレントは、72時間に出演していません。
そんな中、ここでSMAPファンの好感度を上げた事務所はサンミュージックです。
今後、ジャニーズ事務所のタレントとの共演に影響を及ぼすことに腰が引けたとも想定できる事務所が多い中「さすが、サンミュージックさん」と絶賛、SMAPファンはこの恩を忘れないでしょう。
しかもサンミュージックのカンニング竹山さんは、72時間のオープニングパーティについてツイートまでしてくれています。
事務所的に出演NGの所も多い中、寛大な事務所もありました。各コーナーにはそうそうたる有名人が出演しどのコーナーも盛り上がりました。
注目の場面
番組は絶好調に進行し、最も注目が集まったのは、六本木の焼肉店「炭火焼肉An」のプロデュース、堺正章さんとの本音トーク72分と、かつてSMAPのメンバーであった森且行さんとの再会場面です。
炭火焼肉Anは、SMAP解散当日に中居さん、稲垣さん、草彅さん、香取さん、森さんのメンバーが(2016年大晦日)集まったお店です。
今もSMAPの聖地としてファンが訪れています。
そこで堺正章さんがけっこう突っ込んだお話をされていました。堺さんからの口からは「中居くん、木村くん」という名前は出ましたが、彼ら3人の口からは「SMAP」というキーワードさえ最後まで一言も出ていません。
そして、森くんとの再会場面もSMAPファンには感動的でした。
元事務所が、森くんの存在をなかったことに塗り替えてきた月日が長かったからです。
そして「#森くん」がtwitterのトレンド世界一位にあっという間になりました。感動と喜びでファンは番組と共に世界中のSMAPファンとのつながりを実感しました。
5人は繋がっている
72時間ホンネテレビ放送中に、SMAPファンの間では「5人は繋がっている」とささやかれ始めました。
まず、ファンが喜んだのは、笑福亭鶴瓶さんの出演で、3人の要望「うな重200人前」の差し入れをしてくれたのです。
笑福亭鶴瓶さんといえば、中居正広さんと太いパイプがあり、亡くなった中居さんのお父さんとも親友でした。その鶴瓶さんがこの72時間テレビと交流を持ってくれたことは「中居くんと繋がっている」と想定しました。
それから、番組内で稲垣吾郎さんの、もしもの結婚式場には、タレントのIMARUさんが登場しました。IMARUさんといえば明石家さんまさんの愛娘で、さんまさんは吉本興業ですので出演はNG。しかしIMARUさんは個人事務所ですので出演できます。
そうです!!さんまさんといえば、木村拓哉さんの大親友です。ファンは「拓哉と繋がっている」と・・。
そして72時間テレビ主演の3人からもファンにとっては嬉しいメッセージが読み取れました。
番組の後半に映った香取さんの写真、SMAPファンなら聞いたことがあるあの白いドクロの指輪をつけている写真でした。
この指輪は昔、木村さんからもらった、木村さんとおそろいの指輪とも言われていた噂の指輪です。この指輪については昔、木村さんんはラジオ番組What’s UP SMAP!で少し話されています。
そして72時間テレビのフィナーレ、72曲ホンネライブの選曲に中居くんの好きなTHE BLUE HEARTSの青空を熱唱しました。
SMAPファンなら感じ取れるメッセージがたくさんありました。
そしてそして・・ファンの間で大きく関心が持たれたのは、森くんとレーサー場のバックヤードでの時です。
森くんが慎吾ちゃんに耳元でささやいた言葉、その時 慎吾ちゃんから笑顔が・・。
慎吾ちゃんが森くんのヘルメットを持ってかぶろうとした時のことです。森くんのヘルメットには、キラキラした5色の星が付いていました。
この星のことを森くんが慎吾ちゃんの耳元で「これ、SMAPのカラー」とささやいたのが、微かにマイクに入っていました。
この映像のときの部分、イヤフォンで聞いてみて下さい。
たぶん1回や2回では聞き取れませんが、何度も何度もよく聞いて下さい。森くんの声が聞こえます。そのとき慎吾ちゃんはニコッと微笑みます。
スマホで聞いた方が聞き取りやすいかもしれません。
そして何より「72」というワードへのこだわりは中居正広・木村拓哉 このふたりは、1972年生まれなんです。このふたりへのメッセージでもあると言われています。
72時間フィナーレ
72時間ホンネテレビのラストを飾った72曲ホンネライブは、涙なしでは観れなかった3人の熱唱する姿がありました。
この72時間ライブの前の3人のコメントで、ファンはすでに涙・・。
何よりも悔しかったのは「僕ら曲が無いので・・」と草彅さんがいった言葉に改めてこの3人が置かれている状況に察しがつきました。
あんな事務所につぶされてたまるかと、ファンの心は再認識した瞬間でした。
約2時間のホンネライブも歌い切り、3人が大成功を収めたこのホンネテレビ、彼らの目には涙が溢れていました。ファンも号泣でした。
SMAPの曲は歌えませんでしたが、彼ら3人の心境を歌った歌に感動し、ファンはただ「がんばって欲しい!」と。
そして、中継が終わった後のことです。ホンネライブの観覧に参加したファンいわく、彼ら3人はひとりずつに握手をしてくれ、帰りには手土産まで用意されており、彼ら3人とこの番組を支えたスタッフの気遣いが伝わったと言っていました。
ライブの舞台の片隅には、新しい地図の運営元 株式会社CULENの代表である、あの飯島さんが見守ってられたようで、見かけた観覧者もいるようです。
番組終了後も余韻
番組が終了してもその余韻はtwitterなどSNSで止まなかった。
やっとここまで来れたという3人の想いが通じたホンネテレビでした。
そしてSMAPファンに向けて有難いコメントのツイートもありました。
番組終了後にX JAPANのファンの方のtwitterで
「私たちはX JAPANの再結成まで10年待ちました。SMAPファンの皆さんも諦めずに再結成を待っていてください」と。
まとめ
11月2日午後9時よりネットテレビ、AbemaTV での「72時間ホンネテレビ」が幕開けし日本だけではなく海外からも大きな注目を集めネットテレビの視聴数最多の大成功を収めました。
しかし視聴者はここで芸能界の理不尽さと言うか、忖度と闇の部分を大きく目の当たりにしました。
これだけも話題になった72時間なのに地上波テレビでは、各局 取りあげることなく見事にスルーしました。
どの局も あの事務所に忖度、長い物には巻かれよ、ということでしょうか。
(最後に)
こちらの画像は、新しい地図3人の『クソ野郎と美しき世界』の映画上映、初日の舞台挨拶の写真です。
これは写真撮りが許可されており、SNS等で自由にアップしても良い、むしろアップしてくださいとOKが出ているので著作権侵害の心配がない画像です。
この映画の舞台挨拶にも各メディア関連がたくさん集まっていたにも関わらず、報道はほとんどされませんでした。
爆笑問題の太田さんも「報道してよ!!」と言ってくれたのに・・。
72(ななにー)新しい別の窓 in KYOTO
2018年8月5日(日) 京都四条通りにて。
京都駅から四条烏丸、八坂神社に清水方面と、私の生涯では二度とないだろうという長い距離を走りました。
京都の観光客も、大勢の人が走ってくるのを見て「何事っ??」とビックリしていましたが、このバスを見た途端「ギャ~~ッ」と叫んで、一緒に追いかけていくのでバスの後ろは人がふえていくばかり・・。
京都市内はまるで民族大移動のような騒ぎとなっていました。
